ロボットバンクがハマロボ展2026に出展へ 搬送自動化と研究開発向けロボットを並べて提示

ロボットバンクがハマロボ展2026に出展へ 搬送自動化と研究開発向けロボットを並べて提示

公開日:2026年10月11日

ロボットバンクがハマロボ展2026に出展へ 搬送自動化と研究開発向けロボットを並べて提示

3行解説

  • ロボットバンクが、ハマロボ展2026に3種類のロボットを出展予定と発表した。
  • 展示は自律走行フォークリフト、ヒューマノイド、四足歩行ロボットの3系統。
  • 会場では展示に加え、セミナーと事前予約制の個別相談会も行われる。

ニュースの概要

ロボットバンク株式会社は、2026年10月15日と16日にアクトシティ浜松 展示イベントホールで開かれる「第3回 ハマロボ展2026」に出展すると発表した。ブース番号はA-31で、自律走行フォークリフト「StarFork1500」、ヒューマノイドロボット「R2」、四足歩行ロボットを展示する予定だ。ハマロボ展は、人手不足の解消や生産性向上、危険作業の負担軽減を目的に、ロボットの展示やデモ、導入事例の紹介、個別相談会を行う展示会とされている。

何が新しいのか

今回のポイントは、搬送自動化向けの機体と、研究・開発や次世代ロボットの可能性を示す機体を同じブースで並べて見せる点にある。StarFork1500は最大1,500kgのパレット搬送に対応し、工場や倉庫の搬送作業を自動化する。一方、R2と四足歩行ロボットは、実機を見ながら構造や特徴、研究・教育分野での活用可能性を確認できる。用途の違う3種をまとめて提示することで、現場導入と技術検討の両方を比較しやすくしている。

展示で見える検討の流れ
搬送自動化
→
研究・開発
→
個別相談

同じ会場で、用途の異なるロボットを見比べながら相談できる構成です。

グリットアーツ編集部の分析

注目すべきは、StarFork1500が最大1,500kgのパレット搬送に対応すると明示されている点だ。重量物の搬送は、ロボットの性能だけでなく、床面の状態、通路幅、パレットの規格、交差動線の有無で導入難易度が大きく変わる。つまり、このニュースは「ロボットがある」ことよりも、「どの現場条件なら省力化に効くか」を見極める材料になる。R2や四足歩行ロボットも、現時点では研究・教育や次世代活用の文脈が中心で、すぐに量産導入を前提にするより、PoCで適用範囲を絞る見方が現実的だ。

日本の現場で考えると

工場や倉庫で見るなら、StarFork1500は日常的なパレット搬送の省力化に向く一方、既存のフォークリフト動線や人の歩行導線とどう分けるかが重要になる。日本の現場はレイアウト変更が難しいことも多く、導入前に通路幅や停止位置、荷姿のばらつきを確認したい。ヒューマノイドと四足歩行ロボットは、現時点では現場の即戦力というより、研究開発や教育、将来の実証に向く。特に四足歩行ロボットは、段差や不整地を含む環境での検討余地があるが、実運用では安全管理と運用ルールの整備が前提になる。

導入・検討時に確認したいこと

  • StarFork1500が対応する搬送物の重量、サイズ、荷姿の範囲
  • 現場の通路幅、床面状態、交差動線での走行可否
  • デモで確認できる自動走行の条件と、停止・回避の挙動
  • 個別相談会で詰められる保守体制や運用ルールの範囲
  • ヒューマノイド、四足歩行ロボットの想定用途が研究・教育か実証か

現時点で分かっていないこと

展示内容は「都合により変更になる場合がある」とされており、当日の実機構成は確定していない。StarFork1500の詳細な走行条件、R2の具体的な機能、四足歩行ロボットの機種名や性能も本文では示されていない。導入時の費用、保守条件、納期についても確認できない。

搬送自動化と研究開発向けロボットは、導入目的で確認すべき点が大きく変わります。現場の動線や安全条件を整理したうえで、比較検討を進めることが重要です。

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出典: ロボスタ